日々の言い分503

中国発祥の、武漢コロナウイルスに、やられた世界。 呆れる程に、騒いでいる。何故か・・・ それは、感染すると、死ぬことがあるからである。余程、人間は、死ぬことが、怖いらしい。 いずれは、死ぬのにである。 つまり、死ぬのが、怖いということで・・・それなら、コロナでなくても、何事も、怖いはずである。 だから、これは、コロナのせいではない。単に、死ぬのが、怖いと、その時期が明確になるからである…

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もののあわれについて989

宇治の宮を久しく見給はぬ時は、いとどむかし遠くなるここちして、すずろに心細ければ、九月二十余日ばかりにおはしたり。いとどしく風のみ吹き払いて、心すごくあらましげなる水の音のみ宿守にて、人影もことに見えず。見るには先づかきくらし、悲しきことぞ限りなき。 宇治の宮を、長い間、見ていらっしゃらない時は、益々、昔が遠くなる気持ちがして、何となく、心細いので、九月二十日過ぎに、お出でになった…

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もののあわれについて988

似たりと宣ふゆかりに耳とまりて、薫「かばかりにては、同じくは言ひはてさせ給うてよ」といぶかしがり給へど、さすがにかたはらいたくて、え細かにも聞こえ給はず。中の宮「尋ねむと思す心あらば、そのわたりとは聞こえつべけれど、詳しくしもえ知らずや。またあまり言はば、心劣りもしぬべき事になむ」と宣へば、世を海中にも、魂のありか尋ねには、心の限り進みぬべきをねいとさまで思ふべきにはあらざなれど、薫「いとかくな…

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