生きるに意味などない43

そして、ついには人間も、物理化学的現象にほかならないということになった。具体的に実在し、因果的に作用する力をもっているのは、身体的・生理的過程だけであって、精神は、身体的・生理的過程と何らかの相関で出現したり、消滅したりするに過ぎず、それ自体として存在しないのであった。 いわば、精神は、流れに浮かぶあぶくのようなもの、生理過程がわれわれの主題のスクリーンに写し出す影のような副次現象に過ぎず、事…

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