玉砕176

岸首相が退陣した後、自民党の池田勇人首相が、誕生した。 池田は、寛容と忍耐をスローガンにして、政治的対立を、中和しようとした。 大蔵省出身の官僚だった池田は、国民の月給を二倍に、私は、ウソは申しません、と声高く叫んで、十年間で、所得倍増を行うと、約束したのである。 つまり、日本の経済の時代の、幕開けであった。 すると、国民は、がむしゃらに働くようになった。 池田首相の周りに…

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玉砕175

昭和34年11月に、全学連主流派と、これに同調する労働組合の組合員が、警察の阻止線を突破して、国会内に入り、そこで集会を開いた。 昭和35年1月には、岸首相を団長とする、全権団が、アメリカに行き、ホワイトハウスで調印式を行った。 だが、この全権団の出発時に、主流派は、羽田周辺でデモを繰り返し、指導部は、羽田空港の食堂を占領して、気勢を上げた。 この、全学連の過激な行動は、世界各国に知れ…

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日々の言い分65

 4-6月期の全国平均は3.3%であるのに対し、 東京は3.4%。珍しく、東京の失業率が全国平均の 「引き上げ」に貢献してしまっています。  一部の地方で雇用が改善しているのは、無論、 新幹線整備などによる需要拡大効果もありますが、加えて、 「少子高齢化による生産年齢人口比率の低下」 「東京一極集中による労働者の流出」  と、二重の意味で生産者が相対的に減っていっているためです。 …

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