生きるに意味などない96

死とは無に帰すことである。私の死を考えるとき、私は慄然となる。私のすべては死で終わる。死はいざというときに恥をかかないために何をすべきかを教える冠婚葬祭の対象ではない。他人の死はいわばひとつのショーとして、いざというときどうふるまうかなどと言っていられる。しかし、「私の死」はショーではない。自分がショーになるのだ! 小原 つまり、この繰り返しは、哲学の、死を憶える、という使命である。 …

続きを読む