国を愛して何が悪い186

中世、特に、鎌倉時代とは、空前絶後の、信心決定、しんじんけつじょう、の時代であると言える。 それが、精神史に大きな影響を与えた。 法然以下そうだが、鎌倉仏教を支えた人々は、造型からも文学からも離脱し、信仰そのものの内的純化を志した。阿弥陀仏を信じたが、阿弥陀仏堂の荘厳美などはきれいに捨ててしまった。釈迦歌にさえ未練はなかったろう。源信の口称念仏ーーー易行・専心を、乱世の中で徹して行け…

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