日々の言い分223

「遅い春が来ると、死体を埋めなければならない。地もツルハシだと掘れるようになる。死体はまだ凍りついていたままなので、素手では動かせない。ツルハシで遺体を分けるんだ。ツルハシで戦友たちの遺体に傷つけることを誰もやりたくない」 「ソ連兵の看守たちもそれを十分解っており、遺体の処理をした者にはジャガイモを特別に与えると言った。2、3人の者が飢えの恐怖から逃げるため、ツルハシを使ったが、途端に吐い…

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