国を愛して何が悪い206

法然の信仰、つまり、念仏行というものに、最も激しい非難を加えたのが、高山寺の、明恵である。 それは、菩薩行である、行と、戒律を無視し、念仏易行以外の教えを悪道として、斥けた態度を許さなかった。 明恵は、念仏を否定するものではない。 根本的に言うなら、「破壊無戒の人」を容認し、ただ念仏するところに生ずる無拘束性に我慢ならなかったのである。念仏の心そのものは尊いが、そこに厳格な「形」と「掟」の…

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