生きるに意味などない133 2018年11月30日 人間は、生きているだけでも、意味がある。 まだまだ、教育学の意味論について、引用しなければならないが・・・引用も、疲れる。 少しばかり、私の言葉で、書く。 20年ほど前になる。父親が、喉頭がんになり、入院し、手術についての話を、医者とすることにした。 医者と話して、私が、父に、喉頭がんであると、伝えると言うと、医者が、慌てて、私が言いますと、言う。 きっと、私が結果を言って、父が、動揺…続きを読む
生きるに意味などない132 2018年11月29日 ここで想起されるのは、古典的ではあってもベルグソンの「意識に直接与えられたもの」においての方法である。ベルグソンは常にくり返し、ひとは言葉に対して身を守らねばならないことを強調した。言葉は、それが発したところの「生きられた根源」から切り離されて、論証的な思考の単なる道具に容易になり易く、従って直接に体験されたものを表現することができなくなってしまうまである。また更に言葉は、それが使われる時にしだ…続きを読む
生きるに意味などない131 2018年11月28日 精神病理学は、普通の生活をしている人にも、大いに、有効な言葉の世界を提示してくれる。 そして、そこからの専門家の言葉は、実に、深いのである。それは、治療に際して、結局は、言葉から始まるからである。 だが、言葉にならない思いを、人は持つ。まだまだ、先は長い・・・ また、離人症状は生きられた身体性の持っている体感的な実体性の喪失ないし滅弱と考えることができるし、また抑うつ症状は、生命感情的なも…続きを読む