神仏は妄想である545

近世における仏教の国民化が、庶民による墓の一般的受容と不可分の関係にあったという事実は重要である。それは今日の日本仏教の命運を占ううえでもあいかわらず最重要の指標であるにちがいない。とするならば広義な墓システムの浸透こそは、日本仏教の変容を示すシンボルであり、これからの「葬式仏教」の行方を占う物的基盤であるといわなければならない。山折 さて、少しはがり、日本の仏教における、転変を見て来た。そし…

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