生きるに意味などない150

死の自覚的な意識とは、この日常的な世俗世界に限界を画することです。・・・死は極めて個人的な出来事であると同時に、その個人などというものを超えてしまう。個人を組み立てている人格性や個性や多様性や差異性など、すべてが普遍的な「死」によって消し去られる。それは確かに恐るべき「絶対的にもの」なのです。佐伯 夏目漱石も、言う。ふざけたる者も、襟を正すのが死である、と。 生きるに意味などない、であるなら…

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