日々の言い分441

 韓国人とフィリピン人「現地妻」との間に生まれた子供を「コピーノ」と呼ぶ。「ライダイハン」同様、「コピーノ」の数は正確に把握されていないが、ECPAT(アジア観光における児童買春根絶国際キャンペーン)関連団体の集計によると3万人にも達するという。2014年には、「コピーノ」の兄弟が事業家である韓国人男性を相手取って起こした訴訟において、ソウル家庭裁判所が「嫡出子であることを認知する」という原告勝…

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生きるに意味などない165

およそ伝統的諸文化がそれぞれの個性を失って無色、無差別の状態となり、個人間の相違がみな一定の平均価値の水準まで押し下げられてしまうような環境では、人間は知らず知らずのうちに自分の真の実存的中心である「自己」から切り離されてしまい、必然的に「自我」中心に生きるほかないからです。エゴが猛威をふるう世界には、セルフに基づく深層的主観性の統一態成立の余地は残されておりません。筒井 危機意識である。自己…

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生きるに意味などない164

こうして今や、均一化した、すなわち、独自性を失った生活環境が、我々のまわりに急速に形成されてゆきます。・・・これは単に人間の外的な生活様式が画一化されるだけのことだけばなく、そのような画一化された生き方で存在する人間のものの見方も、ものの感じ方も、つまり、人間の内面構造が画一化され平均化されていくということです。溌溂たる生気を欠く、無気力な一様性のメカニズムが人間存在を支配するようになり、それが…

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