国を愛して何が悪い239

さて、北山の金閣寺、東山の銀閣寺時代に渡り、将軍を取り巻いていた、同朋衆たちの、目利きが、中国伝来の文物を巡り、どのような鑑賞眼を発揮したかを、考えると面白い。 大工、庭師、陶工たち、造型や茶の湯について、どんなことを語ったのか。 その彼らの大部分は、卑賎の身分である。つまり、民衆であると言える。 亀井も、そこは、室町精神史の最も大切な面として注目したいのである。と、言う。 能に関する秘…

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