日々の言い分463 2020年01月31日 実は、文氏が外交的に「盲目状態」であることを指摘したい。先の台湾総統選で、現職の蔡氏が過去最高の得票数で再選を果たした。蔡氏は、中国の唱える「一国二制度」がまやかしであると国民に訴えて共感を得た結果だ。これは、香港が「一国二制度」でありながら、現実は「ウソ」であり民主化デモが勃発した。この香港の例から見て、台湾はその二の舞を避けるという蔡氏の主張が勝利を得たのだ。この総統選では、「台湾の自由を守…続きを読む
日々の言い分462 2020年01月30日 天気と気候の混同。欧米では「地球温暖化はでっち上げだ」などと、科学を否定する集団が一定の勢力を持つ。米国は、温暖化対策の国際ルール・パリ協定からの離脱を表明している。 日本でもこんな発言が相次ぐ。「16歳の考えに世界が振り回されたらダメだ」(橋下徹・元大阪市長)。「洗脳された子供」(作家の百田尚樹氏)。「お嬢ちゃまがやってることが間違ってる」(作家の竹田恒泰氏) ネット上で「小娘」「お姉ちゃん…続きを読む
日々の言い分461 2020年01月29日 1988年にアメリカ上院で気候変動問題が起きてから、日本人は世界で唯一「温暖化を阻止しなければならない」と国民レベルで錯覚するようになりました。なにしろ、アメリカ、ロシア、中国で世界の50%以上の温暖化ガスを排出し、規制もしていないのに、「大国の指導者は、環境を無視して経済発展をするなどアホだ」と言って大国の首脳の判断をバカにしています。それと反対に、高校の教育も受けていないグレタという少女が「…続きを読む