死ぬ義務52

結局、自分自身の死は想像しようがなく、想像しようとするたびに、自分が傍観者として本当は生き延びていることが見て取れる。従って、精神分析の学派では、あえて断言できるだろう。心の奥底では誰一人死ぬとは信じていない、と。同じことなのだが、無意識の中で、私たちの誰もが自分は不滅だと確信している。フロイト と、一時期までは、このフロイト説が、もてはやされた。そこで、シェリー・ケーガン氏の反論である。 …

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