生きるに意味などない177

一方にこのような東洋的世界像があるとすれば、対する西洋の側には、現代自然科学の、まったく新しい存在論、存在感覚に裏付けられたまったく新しい世界像があり、そこでもまた、物質と意識の本質的峻別は無力化されてしまう。元来、物質と意識とを矛盾的対立関係におくのは、ニュートン力学のパラダイム、あるいはデカルト的二元論に基づく見方でありまして、このような見方をするかぎり、ものの本源的透明性とか、ものとものと…

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