生きるに意味などない183

ジームソンの主著の標題をなす「言語の獄屋」という表現は、文化の本質的(否定的)側面を見事に描き出す。第一次的存在分節から第二次的存在分節への転移は、まさに言語を生起するものだからである。いまここで問題にしている第二次的存在分節とは、要するに、言語的意味表象の鋳型を通じて存在のカオスを様々に区切り、そこに成立する意味的分節単位の秩序として、第二次的に「世界」を組み立てることにほかならない。言語こそ…

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