玉砕161

大英帝国は殖民地を徹底的に搾取することで、栄華を保っていた。お人よしの日本人が、台湾、朝鮮の経営に巨大な投資を行って、本国から壮大な持ち出しをしたのと、まったく違っていた。どうして、イギリスが殖民地支配なしで、栄華を維持できたことだろう。日本の手によって、戦争に必ず勝つはずだったイギリスが、大英帝国の版図をすべて失った。
ストークス

お人よしの、日本人である。
日本の殖民地政策は、欧米のそれとは、間逆である。
殖民地というものの、定義、概念が、全く違うのだ。

私は、大航海時代を見て、イギリスの最低最悪の国柄を、感じたものだ。
勿論、スペイン、ポルトガル、オランダなども・・・

その蛮行は、大元に、人種差別があることは、何度も書いた。

キリスト教という、宗教と、白人である。
最高の宗教と、人間である、白人。

私が日本への見方が変わったのは、1950年代に入ってからだった。
戦後、イギリス人がドイツ人に会った時にとる態度も、改めるべきだと思うようになった。ドイツ人も人間だと、思うようになった。日本人に対しても、そうすべきだと思ったが、それはドイツ人に対する感情を正すよりも、はるかに難しいものだった。
ドイツからの謝罪が、イギリス人の心を動かした。あらゆる機会に、ドイツは謝罪に努め、自分たちも人間であることを示そうとした。そうしたことによって、イギリス人の態度も変わっていった。
ストークス

同じ、白人同士でも、こうである。
ならば、有色人種に対しては・・・

「バー・オブ・サャドー」という、小説を書いた、バンダー・ポストは、
われわれには彼らを裁く権利がない
戦争犯罪人として処刑する権利がない
と、一環して、主張したという。

私は日本が大英帝国の殖民地を占領したことに、日本の正義があると思った。それを戦後になって、まるで戦勝国が全能の神であるかのように、日本の罪を裁くことに違和感を覚えた。当時の世論の反して、そう思った背景にバンダー・ポストの存在があった。
ストークス

イギリス人として・・・
このように、書くのである。

捏造された日本史、という本で、黄文雄氏が書いている。

日本が「東亜の開放」をとなえる前、ソ連は民族の解放を主張し、アメリカのウイルソン大統領は民族自決を主張していた。しかし、それらもあくまで理想論なのであり、日本が提案した人類平等の議題が国際連盟の議会で否決されたとき、民族自決などは白人種のものであり、有色人種にはおよばないということが明白となった。
ソ連は美しい理想を掲げつつ、事実上は諸民族を再征服し、ロシア帝国を再建した。アメリカも中南米まで勢力下に置いていていた。それがモンロー主義の実態である。


このウイルソン大統領は、日本を敵国として、狙いをつけていたのである。
今では、日米開戦は、準備されていたものであると、知られる。
もう、日本国内で、戦争責任云々という話は、おしまいにした方が良い。

欧米中心の世界秩序は日本の介入を許さなかったのである。日本がアジアから白人を追い出し、日本の国益を確保するには、アメリカと対決するしかなかった。日米決戦は日清、日露戦争と同じようにもともと無理な戦争だった。しかし、日米戦争は、日露戦争と同じようにアジア諸民族に大きなインパクトを与え、東亜の諸民族を覚醒させ、ナショナリズムを形成させたのである。


無理な戦争を、戦った。
事後予言的な、解説の時代は、終わったのである。
アジア開放のためには、無理に戦う必要があった、戦争だった。
そして、日本だけが、その無理な戦争が出来る国だったのだ。

数百年にわたる西洋殖民地体制が日本軍の一撃でもろくも崩壊したのである。アジア諸民族からすれば、神にも近い位置に君臨していた白人が、ついに負けたのである。シンガポールが陥落したとき、イギリスに亡命していたド・ゴールも、アジアの白人帝国、西洋殖民地体制が終焉したと日記に書き記したほどだ。


日本の敗戦後、イギリス、アメリカ、フランス、オランダは再び東南アジアに舞いもどってきたが、時代はすでに変化していた。かつて支配下に置いていた有色人種はいつの間にか変わっていたのである。日本軍によって編成され、訓練された独自の軍隊が東南アジア各地にあり、しかも人々はナショナリズムに燃えていた。再来した欧米の支配者にはもう押さえる力がなかった。


ここで、再確認である。
再度、殖民地支配をするために、戻ったのである。

このキリスト教白人主義の、根性である。
更に、搾取しようとした。
ところが・・・

もう、二度と、以前のような、人たちではなかった。
それは、日本による。
日本による、民族の目覚めである。

ナショナリズム・・・
日本は、諸民族の目を覚ましたのである。

キリスト教白人主義の終焉である。
そして、今、現在も、また、始まっている。

グローバリズムと、ナショナリズムの戦い。
拡大主義と、民族主義である。

当然、民族主義が勝ち、そして、民族共存、和平体制が、理想となる。

その、頂点にあるのが、日本という、国である。

西洋から、アメリカ、そして、今、アジアと日本の時代なのである。