玉砕204

占領政策の、検閲は、何故成功したのか・・・

いかに占領軍が絶対的な権力を有しているとはいえ、実際に検閲に当たったのは日本人なのです。それも英語が出来る高学歴のインテリでした。その数は五千人以上にも上ります。彼らは破格の高給で採用されました。日給千円といいますから、月給にすると三万円になります。当時の三万円というと現在価値に直すと優に一千万円は越えるでしょう。検閲官は億万長者になったのです。しかも、検閲官の給与は日本政府が支払っていたのです。これだけの大金をもらいながら日本人を密かに検閲している彼らの心理状態はどうだったでしょうか。
馬淵睦夫

と、いうことで・・・
売国奴といえる。
だが、当時の状況下では、それも想像して、ある程度は、容認する。

敗戦後の日本である。
困窮していた、経済環境の中では、生活に代えられない。
それも、理解する。

しかし、それを行うことで、彼らは、その心理的葛藤を克服するためにか、自分が行っていることは、正しいという、正当性が必要になる。
それが、東京裁判史観である。

つまり、日本は、悪の国。
犯罪国家・・・

自己正当化のために、そのように信じざるを得ない心境になる。
これが、現在にまで至る、売国的行為の始まりである。

さて、もう一つは、検閲が必要だということは、検閲を受ける側がいる。
その協力、服従が必要になる。

言論人たちはどうして自らの存在意義を否定するような検閲に従ったのでしょうか。従わなければ、新聞記事などを発表できないとの事情は当然あったでしょう。彼らも生存がかかっていたのです。
馬淵

結果的に、検閲を受ける側も、検閲の指針に従い、自主規制し、更には積極的に検閲官に佞になる。
この、癒着関係が、今も続く。
その子孫たちによって。

まさに検閲官と被検閲官は共犯関係に陥ってしまいました。そして重要なのは、この共犯関係は彼ら以外に知られることがなかったため、居心地が良かったということです。
馬淵

日本の伝統的な価値体系を、破壊する源流となった、事態である。

そして、声を上げて言いたいことは、今、現在も、そのようであるということだ。

つまり、言論の自由などは、無いと、言える。

日本の独立により、検閲官は、なくなったが、検閲官は、それを隠しつつ、官僚の世界、経済界、教育界、学界などの、各界の指導的立場に戻り、隠然たる影響力を発揮するのである。

これは、渡辺昇一氏も、嘆いていたことである。

更に、被検閲者たちも、同様に、過去の疚しさゆえに、検閲の指針を墨守することで、自分たちの過去の、忌まわしさがばれることを防ぐのである。

これらの人々によって、今も、その子孫たちによって、日本の言論界が、支配されている。

彼らを、戦後利得者という。
現在の境遇の保身を図るため、互いに、相手が共犯関係ではないことを、暴露しないように、努めている。

勿論、私は、良い死に方は、しなかったし、また、しないと考えている。
国を売るという行為は、国によって、裁かれる。
目に見えない形で。

だが、馬淵氏の、論調では、2008年に、この堂々として隠してきた共犯関係が、白日の下に晒されたという。

それが、田母神航空幕僚長の懸賞論文問題、田母神事件だという。

今から、九年前になるが・・・

東京裁判史観に、異議を唱えた論文である。
当時の、自民党政府、国会、メディア、言論界、学界などは、一部の保守系紙を除いて、徹底的に、糾弾したのである。

ファッショ的な大騒ぎと、馬淵氏は、表現する。

その、史観による、恩恵を受けている人たち、組織、団体・・・

世界的に、東京裁判は、無効であると、言われているにも関わらず、日本人が、それを受け入れているという、滑稽さである。

東京裁判史観から始まる、自虐史観、日本犯罪国家という、イメージである。

呆れる。
わが国を、貶めて、恥を感じない人たち。

その後の、総選挙で、自民党が敗北した。
そして、メディアが国民をけしかけて、民主党政権が出来た。

保守を自認する自民党でさえも、恐れていること・・・

更に、加えて、アメリカ人でさえ、田母神論文を正しいと、認めているのである。

何を恐れたのか・・・
政党、マスコミなどが、アメリカの反応を恐れたのではない。
自分たちの権益が、壊されることを恐れたのである。

あの大戦で、亡くなった英霊たちに対し奉りて、まことに恥ずかしい限りである。

そして、国民には、自虐史観を受け入れている方が、都合がいい人たちが、大勢いるということが、良く解る。

私たちは、洗脳されているのである。