性について267

性的正常とは、何か・・・
実は、正常などというものは、無いのである。

しかし、先人たちの考え方を見る。

いかなる変化形態であろうと、正常の範囲内にとどめようと思うならば、何らかの点で生殖という性のほんらいの目的を含んでいなければならない。避妊は全く合法であり、ある事情のもとでは道徳的命令でもある。しかし、生殖の可能性の限界から完全に、好んで逸脱した性行動は、まさしく異常と考えてよい。つまり、それらは偏向である。
エリス

性的活動が生殖という目的を捨てて、それとは独立な目的として回覧獲得を追求するばあい、その性的活動をわれわれは倒錯と呼ぶ。
フロイト

おおよそ、生殖と関係ない性的行為は、逸脱と見るのは、キリスト教、カトリックの考え方、教えである。

現在の、性的満足は、華々しい。

まことに、恐るべき人間の、性行動である。

要するに、人間は、例外なく、生殖と独立した性的快感追求を続けている。更に、性は、生殖とは、完全に分離する可能性を持つに至ったのである。

もし、生殖と何らから形で、結びついていないことが、異常、倒錯というならば、人間のすべての、性行動は、異常である。

結婚して、生殖行為の、性行為のみが、正常ではないということが歴然としている。

更に、人間は、性に限らず、あらゆる機能を、完全に好んで、本来の目的とは、異なるものに、用いている。

何が正常であり、何が異常であるかは、その行為が自己を傷つけ、他に害を及ぼすかどうかによって決められるべきであろう。社会への影響に関する考慮も、もちろん必要だが、少なくとも性に関するかぎり、むしろ社会のほうの性に対する態度に問題がありそうである。この点について、さいきん世界的に増加する傾向にあるといわれる同性愛について考えてみよう。
巻 正平

同性愛については、多くを以前書いたので、省略する。

これから、時代の先端を行く、性行動を見ることにする。

その一つは、当然、セックスグッズに見るものと、ロボットの登場である。
すでに、アメリカでは、バーチャルリアリティーセックスの開発が、盛んになっている。

東京の秋葉原には、一つのビルが、セックスグッズを扱うという。
更に、ネットでの、セックスグッズは、また、花盛りである。

私が、驚いたことは、児童性愛者向けに、幼いセックスドールが販売されていたことである。

それは、とても良いことと、思った。
児童売春から、児童に性的行為をすることにより、それは、犯罪になる。それを、防ぐことが出来ると、思ったのである。

そこまで、時代は、進んでいる。

以下は、アメリカの報告である。

何十年もの間、ポルノは現実的ではない性的な期待を作り上げるものとして非難され続け、また一部のポルノ中毒者にとっては、現実世界での健全な性的関係を築く能力に影響を及ぼしてきた。

現在、あるアダルト・エンターテイメント企業が、人々に自分自身とパートナー両方にとって良いセックスを教えるために、バーチャル・リアリティ(VR・仮想現実)と、そこに登場する最も人気の高いポルノ女優の一人を活用しているという。
2015年に開催された第32回AVN(アダルト・ビデオ・ニュース)賞のファン投票でCutest Newcomer賞を獲得した俳優、オーガスト・エイムズが出演している、180度の動画体験を提供するバーチャル・セクソロジーは、手持ちのスマートフォンと組み合わせて使うグーグル・カードボードやサムスンのギアVRから、HTCのヴァイヴ、オキュラス・リフトといったハイエンド機まで、あらゆるヘッド・マウント・ディスプレイで視聴することができる。

このサービスは、世界中で実践される方法論を用いて、本物のセックス・セラピストの助けを借りて設計された。エイムズは寝室でユーザーと一緒に立ち、より楽しいセックスに焦点を当てるための呼吸法や、勃起状態を継続させたり早漏を防ぐために行う「ケーゲル・エクササイズ」を含む、一連の短い実践的なデモンストレーションを紹介する。
バーチャル・セクソロジーは、実在したヒューマン・セクシュアリティの専門家であり、現在米テレビ局Showtimeで放送中のドラマ・シリーズ『マスターズ・オブ・セックス』でも登場するウイリアム・H・マスターズとバージニア・E・ジョンソンの研究をベースとしている。

彼らはベストセラーとなった著書『Human Sexual Response』を通して、女性が複数回のオーガズムを迎えるための能力などの考え方を紹介することで、ヒューマン・セクシュアリティの分野に変化を与えた。また経験をより現実的なものにするために、バーチャル・セクソロジーには、同期化や現実世界での性体験、そしてバーチャル・セックス・グッズを販売するキールーの好意により、エイムズがスクリーン上で行っている通りに彼女の動きを模倣するオニキスの遠隔バーチャル・セックス・グッズが付いている。
『セックス・エデュテインメント』のゲームに参加する前に、バーチャル・セクソロジーをプロデュースするBaDoink VRのCEOトッド・グライダーは、それぞれが15分から25分続く80を超える"昔ながらの"セックスシーンを180度動画で撮影したと語った。
VRと性教育を組み合わせるというアイデアは、昨年10月にBaDoink VRの本社のあるバルセロナオフィスでの会議中に生まれた。
グライダーは「この新しいモバイルVR市場で、我が社が取り組むことができることは何なのかを議論していました」と語り、続けて「VRが没入できる性質を持っていることで、私たちは多くの人が性に対して抱えている多種多様な悩みを活用することができました。私たちはセックス・セラピストではありませんが、アダルト・エンターテイメントの撮影については知っています。だから、このプログラムを作り上げるにふさわしいセックス・セラピストに協力してもらったのです」と話した。
バーチャル・セクソロジーを開発するにあたり、グライダーはヒューマン・セクシュアリティの教授であり、結婚と家族に関するセラピストで、カリフォルニア州・サンフランシスコの単科大学Institute for the Advanced Study of Human Sexualityでヒューマン・セクシュアリティの博士号を取得したエルナンド・チャベスを見つけ出した。
驚きの報告である。
次に、続く。