玉砕223

米の歴史学の権威チャールズ・ピアード博士は、終戦間もない1948年、米の公式資料に基づいて「ルーズベルトと第二次世界大戦」の著書を発表している。この中で博士は、日米戦は好戦大統領の周到な準備で日本を挑発し、仕掛けた謀略、つまり米の一方的侵略戦争であったことを痛烈に告発した。この本からも、ルーズベルトは米国民自身と日本国民とを同時に騙して、無謀な戦争に突入したことが明らかになる。日本は「騙し討ちという騙し」に乗せられたのである。
清水

更に、1948年、ヘレン・ミアーズ女史は、「アメリカの鏡・日本」を刊行した。

マッカーサーは、占領が終わらなければ、日本人に、これを日本語で読ませてはならないと、日本語版の出版申請を却下したほどの、内容である。

この本は、敗戦後50年にして、やっと日の目を見た。
その結論は、アメリカが行ったことは、日本という鏡に映った、欧米列強の姿である、ということである。

心理学で言う、投影である。
つまり、自身の姿を、日本に映したのである。

ミアーズ女史によれば、日本が目指した、大東亜共栄圏は、すでに欧米植民地主義による、共栄圏になっていた。
こりの戦いは、日本が、アジアを代表して、植民地宗主国連合に対する、革命戦争であったという。

欧米列強が、日本を許せなかったのは、自分たちが、謀略によって、分割統治、支配している、既得の経済圏を、日本が力で、解放しようとしたことである。

それは、ドロボーしたものを、横取りするという、意識だ。
呆れる。

日本は、横取りではなく、解放させたのである。
これが、大東亜戦争の、結論となる。

さて、東京裁判の不当性を尽き、日本無罪論を展開した、インドのパール判事だけではなく、海外では、多くの国際法の専門家、著名な文化人たちが、大東亜戦争の、世界史的意義、東京裁判の、不当性を論評していた。

更に、裁判に関わった、判事では、オランダのレーリンクも、仏のベルナールも、裁判自体の不当性を、強く訴えている。
そして、何と、ウェッブ裁判長ですら、当時、鬼の検事と言われた、キーナン検事も、揃って、あれは行きすぎたと、反省しているのである。

もっと、驚くべきは、マッカーサー自身である。
その帰国後、二回に渡り、公の場で、日本の過去の戦争は、すべて自衛のための戦いで、自分が実行した、東京裁判は、間違っていたと証言している。

この、マッカーサーの言葉の裏を読めば、つまり、アメリカが日本に対して、侵略戦争を仕掛けたと、読み取れる。

話は、まだある。
アメリカが、日本に悪い戦争を仕掛けたという、反省、謝罪の事実は、アメリカ上院議員フメブライトが創設した、対日留学生制度に見られるのである。

彼は、原爆投下など、日本に与えた、残虐行為に対する、懺悔の印として、この制度を始めたと、はっきりと明言している。

また、終戦後の連合国が、不思議にも、日本に賠償金を要求しなかったことである。
当の、アメリカ、イギリス、そして、蒋介石の国民党も、蘭も、放棄している。

悪いのが、自分たちであることが、解っていた、としか、思えないてのである。

だが、ここで、とてもあくどいのは、日本と直接、戦争をしていない、中国共産党と、当時は、日本だった、韓国が、しきりに、賠償や、戦争責任を取れと、日本に迫っているのである。

これは、日本に存在する、反日日本人と、反日在日韓国、朝鮮人が、結託して、謝罪することを、政府はじめ、国民にも、要求するからである。

敗戦後、72年の今年も、彼らの存在が、クローズアップされる。
明確にしておくことは、彼らは、日本の敵であるということだ。

それは、在日にも良い人がいる、という程度の認識ではなく、その良い人も、在日であるという、事実である。

イスラム穏健派というが・・・
その、穏健派から、過激なテロリストが、生まれる。

そういう意味で、在日韓国、朝鮮人は、日本の敵であると、付け加えておく。

敗戦後の日本は、日米同盟を結び、米軍基地を日本に許している。
そして、それが日本の安全保証に、大きく貢献しているが・・・

つまり、それは、日本が、まだ、アメリカの植民地である、証拠である。

更に、アメリカはアメリカで、友好国となった日本に、アメリカが押し付けた憲法、東京史観を忠実に守り、絶えず、中国、韓国に、侵略したと言われる理不尽な謝罪と、賠償を求められていることに対して、助け舟を出した。

それが、2002年の、ブッシュ大統領が訪日した時である。
訪日に当たり、大統領が要望していたことは、当時の、小泉首相と共に、靖国神社に参拝するという、提案だった。

ところが・・・

それを打診された外務省も、官邸も、近隣諸国との軋轢、悶着を起こしたくないと、これを拒絶し、明治神宮に変更したのである。

更には、明治神宮でも、小泉首相は、大統領一人だけに、参拝させたという、驚きである。

天皇陛下、日本の首相、大臣でも、訪米すると、国際儀礼として、真っ先にアーリントン墓地に出掛けて、慰霊塔、無名戦士の墓に献花して、祈る。

ところが、日本のみは、訪日した国家元首、国王が、靖国神社に参拝したいと、希望しても、外務省は、気兼ねして、拒否するのである。

呆れるとしか、言いようがない。

もし、ブッシュ大統領が、参拝しているら・・・
この、現状のおかしな状況を、一気に打開出来る、チャンスだったと、思う。

中国、韓国が靖国参拝を非難する根拠は、東京裁判のA級戦犯とされた英霊が、祀られているからだ。
アメリカの大統領が、参拝すれば、それが吹き飛ぶのである。

実際、A級戦犯というものは、日本には、存在していないである。
それは以前、詳しく書いた。