玉砕224

日本では、今も、あの無謀な戦争に日本が、突入したという声が、まことしやかに、言われる。

だが、事実を知ると、確実に、日本は、アメリカに引きずり込まれた戦争をしたことが、解る。

いや、アメリカの侵略戦争だった。
その証拠が、占領政策である。

敗戦後の、日本人は、反日日本人によって、洗脳された。
その戦争の原因を、国内だけから見る。
そして、それだけで、価値付けをする。

当時の国際情勢、敵側の意思、謀略については、問わないのである。

その、大本は、占領軍、GHQの以下の、検閲指針を見れば、解る。

連合国最高司令官に対する批判
極東裁判、つまり、東京裁判の批判
連合国司令官が憲法を想起したことについての言及と批判
検閲が行われていることに関する言及と批判
アメリカに対する批判
ソ連に対する批判
朝鮮人に対する批判
中国に対する批判
他の連合国に対する批判
連合国一般に対する批判
満州における日本人取り扱いについての、ソ連、中国への批判
連合国の戦前の政策に対する批判
第三次世界タインせへの言及

ソ連対西側諸国の「冷戦」に関する言及
戦争擁護の宣伝
神国・日本の宣伝
軍国主義の宣伝
ナショナリズムの宣伝
大東亜共栄圏の宣伝
その他、以上で特記した以外のあらゆる宣伝
戦争犯罪人の正当化、および擁護
占領軍兵士と日本女性との交渉を取り扱うストーリー
闇市の状況についての言及
占領軍軍隊に対する批判
飢餓を誇張した記事
暴力と不穏な行動を扇動する記事
明白な虚偽の報道
連合国司令官、または地方軍政部に対する不適切な言及
解禁されていない報道の公表

以上である。
これで、いかに、報道がねつ造されたかが、解る。

日本の心、日本の魂を、徹底的に、封じ込めるために、これほどの規制を行ったのである。

そして、それに従ったメディアは、今も、それを守っている様子である。

つまり、現在の左翼系は、占領軍の政策と、検閲指針に、今も縛られていると言える。

簡単に言えば、一切の、言論の自由を奪ったのである。
そして、日本の精神は、玉砕した。

それにしても、私は、日本人とは、何と、良い人たちなのかと、問う。
日本ほど、戦争で、国際法を守った国はないのである。

大東亜戦争では、日ソ中立条約を無視しての、ソ連の侵攻は、もとより、アメリカ軍の国際法違反も、目に余るものがある。

だが、日本人は、そのアメリカを怨まないのである。

3月10日の、東京大空襲で、10万人以上の市民が死んだ。
一夜にして、市民が焼き殺されたのである。
これは、東京大空襲ではなく、大虐殺と呼んでいい。
更に、広島、長崎の、原爆投下で、一瞬にして、30万人以上の市民が、無残に死んだ。

各都市への、市民に対する攻撃である。

それは、アメリカの国際法違反である。
日本軍が、アメリカの一般市民を攻撃したという、話は、一つもない。

何故、日本人は、アメリカ、連合国への、批判の声がないのか・・・
私は、改めて、それらを批判する。

批判し、非難する。

更に、愚かなことに、日本人は、日本の軍部が敵だったと、言う根性である。
それも、教えられたことである。

外部に敵を想定してはならない、という、教えである。

日本は、以後、一切、白人を攻撃してはならない。
白人の言うことを、聞くのみである。

つまり、欧米列強、そして、キリスト教白人主義に、屈したのである。
それで、よしとしているのが、現在の反日左翼であり、反日日本人である。

チェコの作家、ミラン・クランデは、次の言葉を、著書の登場人物に語らせる。

一国の人々を抹殺するための最後の段階は、その記憶を失わせることである。さらにその歴史を消し去った上で、まったく新しい歴史を捏造し発明して押し付ければ、間もなくその国民は、国の現状についても、その過去についても忘れ始めることになるだろう。

キリスト教白人主義は、まさに、それで、アメリカ大陸、南米大陸の先住民を滅ぼすために、その手を使った。
アフリカなどは、歴史の無い、暗黒大陸とされ、次々と、簡単に滅亡させられた。

アメリカは、占領政策で、この手を使い、日本を滅ぼすのに、完全に成功したのである。

大東亜戦争を、太平洋戦争と、言い換えた。
要するに、発明したのである。

日本が玉砕した。
それで、これからの、日本人に託されているのは、復活である。
再生である。

日本の、伝統ある輝かしい歴史を復活させることである。
そして、現在の敵は、国内に存在する、反日勢力である。