性について277

さて、ここで、性的刺激の伝達と、勃起のメカニズムについて、書く。

性的刺激とは、見ること、想像すること、その他、諸々ある。
それが、大脳性中枢に入り、精髄を通して、腰椎勃起中枢により、ペニスに血液が回り、勃起が起きる。

そこで、問題なのは、勃起を促す神経が、副交感神経であるということ。
この、副交感神経は、リラックス時、心と体が、落ち着いている際に、働く神経である。

つまり、緊張している、交感神経が活発な時は、勃起しないということである。
これが、問題なのだ。

いざと言う時、緊張していると、勃起が出来ないのである。

これが、勃起不全の状態、つまり、神経性の捉われに至る場合がある。
不能という状態は、実に、精神的なものであると、言う。

多くの、勃起不全に悩む男たちは、八割方、この精神的な拘りにあると、私は思っている。

機能性ではなく、精神性である。

緊張を強いられる場面では、勃起しないというのが、当然であるということ。

ちなみに、若い頃は、不意に勃起することがある。
そんな時は、筋肉に力を入れると、交感神経が活発になり、勃起を治めることが出来る。

相談で、性欲が強くて、普段、何でもない場面でも、勃起するという、相談を受けることがある。
異常ではないのか・・・という質問である。

私は、当然です。と、言う。
当たり前の事です。

何となく、勃起するというのは、若さの証拠である。

さて、次に、射精のメカニズムである。

射精の場合は、交感神経が活発になるのである。
射精は、反射現象となる。

脊髄の腰椎という部位にある、射精中枢から指令を受けて、反射が起こるのである。
これが、交感神経の支配下にあるということ。

性機能は、実に複雑である。

更に、射精の前に、ペニスが濡れるという、状態が発生する。それは、精液ではない。

興奮が続くと、自然に、尿道球腺液、カウパー腺液が出る。
弱アルカリ性の、粘性がある、無臭無色透明な液体である。

これが、とても、多い男もいる。

更に、前立腺分泌液の、無色透明と、精嚢分泌液は白濁しているので、精液と間違うが、精子は入っていない。

セックスとは、緊張し過ぎても、リラックスし過ぎても、うまく行かないのである。

そして、これからが、また、問題である。
早漏という、状態である。

即、射精するという、状態で、これに悩む男たちも、多い。

それに対して、昔から、色々な方法が試みられた。
私は、性的過敏症と、言う。

特に、慣れないうちは、早漏ぎみになる。

一つの例を上げる。
1970年、マスターズ&ジョンソン夫妻により、発表された、スクイーズ法といものである。

従来の、セマンズ法に、更に、物理的な圧力をかけて、射精を止めるという、方法である。

詳しいやり方は、射精しそうになったら、亀頭の部分を、親指と人差し指で、握り、約4秒ほど圧をかける。

その後、射精感覚が、収まると、再び、繰り返すという方法である。

だが、私は、以前、マルチプルオーガズムの際に、その新しい方法を紹介している。

それらが、消去された可能性があると、以前に書いたが・・・
私も、それを、読むことが出来ない。

マルチプルオーガズム訓練の方が、自然体に近いと言える。

無理に、射精を止めるのは、あまりお勧めしない。
逆に、膀胱に、精液が流れる、逆行性射精、という病気になることもあるからだ。

それも、人それぞれに、努力、訓練すると、良い。
それを、楽しむ気持ちが大切であると、提言しておく。

これからの時代は、性のスペシャリストが現れる時代である。
セックスセラピスト、カウンセラー、セックス整体・・・

セックスを楽しむために、あらゆる業界が、参入するだうろと、想像している。

ちなみに、大人玩具、オナホールなどの、使い過ぎにより、逆に、今度は、生身の女性を相手にして、射精出来ないと言う、男たちもいること、言う。

そちらの方が、刺激が強く、本物では、刺激が弱いために、射精に至らないという。
つまり、マスターベーションが、楽しいタイプである。

オナニストとも、呼ばれる。
だが、それも、色々あって、いいのである。

一人のセックスを楽しむ・・・
それも、セックスの形である。

更には、セックスロボットの時代、到来である。