驚いた。
アナルに対して、女性のように、挿入される快楽にめざめた男たちが、まず目指すのは、女性ではなく、女より、美しい、男娘と呼ばれる、女装した、男子の風俗であるという。
昔、札幌すすきの、そして、東京、浅草のソープ嬢に取材した際に、客の中には、アナルに、指でも、ボールペンでも、挿入して欲しいという客がいることは、聞いていた。
だが、今は、男娘の在籍する、風俗に出掛けて、その男娘に、犯されるために、出掛けるという。
確かに、ニューハーフや、ゲイの存在も、認知されているので、男娘も、当然、容認される時代に入った。
普通の女子よりかわいい、男娘に、犯されるという、快感である。
更に、当然、それは、ドライオーガズムを得るためである。
更には、ニューハーフが、客のアナルに、挿入する、逆アナル行為も、当然に出て来たという。
日本では、性器以外で快楽を得るという、行為は、タブー視されてきたが・・・
もう、そんな時代ではない様子である。
ドライオーガズムを得るようになると、マスターベーションの世界が広がり、更に、セックスライフも、広がるのである。
男女のセックスでも、十分に楽しむことが出来るというもの。
アナルに抵抗感のある男には、まず、乳首からの刺激を教えるという。
そこから、抵抗感をなくして、アナルへの刺激へと、移行するのである。
もう一度、ドライオーガズムを得るという、概念を整理する。
それは、男がセックスの際に、射精せず、絶頂、オーガズムを得るという行為であり、射精時と変わらない、または、それ以上に、快感を得るというものである。
その、肉体的からくりは、前回紹介した通り。
また、驚きは、そのために、新しく開発された、アナル開発グッズがあるという。
アナル開発には、生理的なメカニズムがあり、それを理論で解説し、技術を教えることが出来ると、専門家は言う。
二センチ程度の、挿入で、開発出来る、グッズがあるのだ。
快感を求める男には、抵抗なく、受け入れらるものだろう。
さて、加えて、最新のセックスロボットの開発には、また、驚きの展開がある。
それは、人工知能の操作による。
つまり、人間により近づいた、ロボットである。
今後は、ロボットが、性行為を断ったり、逆に人間がしたくない時に、求めてくるようになるとの、推測である。
より、人間同士のセックスに近づくという。
ただし、注意すべきは、それによる、要するに、自慰行為による、過激な刺激により、膣内射精障害が、起こる危険である。
私は、生身の女の体より、刺激が強い、マスターベーショングッズが、そのような障害を引き起こすということは、随分前から、知っていた。
つまり、女の膣では、射精することが出来ず、女のオーガズムを得た後で、オナニーグッズで、射精するという、男たちである。
兎に角、快楽というものを、得るために、最新の技術を生かすという、人間の性である。
昨年、イギリスでは、人間とのコミュニケーションが可能な、セクサロイド「サマンサ」が、開発、発売された。
性行為のロボットとして開発されたが、複数のパターンのコミュニケーションに対応することが出来るという。
例えば、家族モードとか、性行為モードなど・・・
現在、イギリスのアダルトグッズ専門サイトにて発売されて、値段は、約57万円となっている。
その他、諸々のことがあるが・・・
これ以上の、詮索は、疲れるので、止める。
ただ、快感の追及は、大脳化した人間の特権である。
他の動物にはない、人間の特徴といえる。
これから、一年後、二年後と、益々と、セックスに関するタブーが破られてゆくと思われる。
そして、それに、ついて行くか、行けないかは、個々人それぞれの、問題である。
私は、法律違反でなければ、どんな行為も、否定しない。
性の喜び、快感は、誰もが、自由に、堪能できるものだからだ。
更に、自分一人で楽しむことには、タブーなどあってはならない。
結婚出来ない、独身の男女が、性の喜びを、それなりの方法で得ることは、社会の平和と秩序を守るものになる。
簡単に言えば、児童性愛者が、それなりの、セックスグッズ、児童性愛者用の、ロボットで、欲求を解消出来れば、社会に迷惑を掛けずに済むのである。
あるところで、最初に私が目にした際は、何だろうかと、訝しがったものが・・・
女の子の、セックスロボットだった。
そのを見た時、ああ、これで、少しは、犯罪が減ると、安堵した覚えがある。
最新のセックス、マスターベーションの様を見て来たが・・・
もう、私も、取材が限界なので、次は、少しばかり難しいが、人類学的な見方から、ゲイ、レズビアン、つまり、同性愛の社会学を紹介する。
これは、世界的に、人間の価値観、社会、経済、そして、政治までを変容させる力があると、思われる。
つまり、無視出来ない存在なのである。
乞う、期待。