「フランクリン・ルーズベルト大統領は第二次世界大戦に参戦したかった。目的はドイツからヨーロッパを救うことだ。アメリカ参戦のきっかけをつくるため、日本に攻撃させた」と考える説がある。ヨーロッパ方面の戦争とアジアの戦争で、アメリカのウェイトはどちらにあったのかと問われたら、私は「両方」と答える。アメリカの主な目的は、「ヨーロッパの場合はイギリスを守ることであり、アジアの場合は中国を守ること」というのが私の見解である。
マックス
中国に対しては、アメリカの家来になるからである。
と、共に、国民党の蒋介石が、アメリカを騙せたからである。
そして、アメリカは、中国を家来にして、利権を得ることだった。
日本の満州国の、利権を欲しくてたまらなかったのである。
イギリスを守るのは、ヨーロッパで唯一、ドイツと戦い続けているイギリスが、降伏してしまったら、ドイツに対する、橋頭堡を失う。イギリスを守る事がヨーロッパを救うことにつながったのである。
「日本にアメリカとの戦争を避ける選択肢はなかったのか」と日本人からしばしば質問される。私の答えは「なかったと思います」だ。トップのルーズベルト大統領、外交の責任者であるハル国務長官、そして強硬派のスティムソン陸軍長官という権力の中枢にいる三人が、日本との戦争を望んでいたことがその理由である。近衛総理大臣が大幅な妥協案を示して求めた日米首脳会談を拒否されたことは、ルーズベルト政権の意思を如実に示している。
マックス
アメリカ人、マックス・フォン・シュラー、アメリカに嵌められた日本、から、引用している。
アメリカ人も、このように言うのである。
アメリカでは「妥協するのは弱い人」であり、強い人が賞賛される。そこには「強い者が弱い者を従わせる」という価値観がある。もし日本に戦争を回避する選択肢があるとするなら、「日本はアメリカに従属する」ことだけだったと思う。
マックス
上記の通りである。
だが、それは、独立国としての、自殺を意味し、日本軍は次第に潰され、日本の産業も、弱体化させられた。
完璧に、アメリカの支配下に入るのである。
つまり、戦争を回避できたとしても、なし崩し的に、アメリカの支配化に置かれた。
だから、アメリカとの戦争を避ける選択肢はなかったと答える。
マックス
何度も言う。
それは、人種差別から発する、おぞましいほどの、暴力である。
有色人種の国・日本を植民地にするーーーそれがアメリカの目標だった。
マックス
その通りだ。
それは、現在のフィリピンを見れば、良く解る。
アメリカのやり方に従う。そこで、様々な産業を失う。アメリカの製品を買い、サービスを買う。アメリカの物を食べる。
アメリカの奴隷になったのが、フィリピンである。
それは、それ以前の、スペインの植民地で300年間も、植民地としての、意識を植え付けられたゆえである。
現在の、フィリピンの人たちの食事を見ても、アメリカン・ジャンク・フードが主流である。
そして、フィリピン独自の、文化は無い。
消滅した。
世界を植民地にした、キリスト教白人の、蛮行は、キリがないほどの、有様である。
あの、最低最悪の大英帝国、イギリスは、七つの海を支配、イギリスは、日が沈まないと言われるほどだった。
しかし、それは、有色人種にとっては、地獄だった。
この反省に立って、キリスト教白人が考えなければ、彼らの、先は無い。
つまり、日本により、独立した有色人種の国々が、もう、その蛮行を許さないのである。
それが、現在は、目に見えて解るようになった。
欧米諸国の、宗主国は、イギリスをはじめ、オランダ、スペイン、ベルギー、ドイツ、イタリア、フランス等々・・・
彼らは、今も、見えない形で、植民地政策を実行している。
それは、アフリカを見れば、一目瞭然である。
例えば、国連の支援活動と称して、イギリス、アメリカが主導する活動は、大半が、資源のある国、地域である。
支援活動は、表向きだ。
裏では、悪質極まりない方法で、資源の利権を得るために、暗躍している。
フランスなどは、アフリカの13カ国を支配し、そこからの、年収は、30兆円以上にも上る。
その内、11カ国は、最貧国と言われる。
どうだろうか・・・
独立国として、認めているが、裏は、そうようである。
このような、蛮行を赦しておけるものだろうか。
東南アジア、南アジアは、少なくとも、自立を得ている。
勿論、中国資本が席巻するという、状態の国があったが、今は、中国離れを始めている。
東南アジア、アセアンは、日本に求めている。
更に、アフリカも、中国から離れるために、日本に、求めている状況である。
中国、華僑は、唯一、キリスト教白人と戦わず、彼らの、植民地で手先となり、番頭を務めて、その利益を得た。
だから、私は、キリスト教白人と共に、中国、漢民族は、アジアの裏切り者であると、言う。
次に、アメリカという国、アメリカ人というものを、俯瞰する。