生きるに意味などない162

「世界は狭くなった」とよく申しますが、この通俗的な表現にも、今お話しました事態の意識が、漠然とした形ながら反映していることが看取されます。かつて世界は広かった、限りなく広かった。そこでは、部族であれ種族であれ民族であれ、実に種々様々な人間集団が、互いに関係なく、ほとんど完全に他から孤立して存在するだけの広さがあった。

筒井俊彦 意味の深みへ


こうして、哲学者は、問い掛ける。

当然、世界は、狭くなっている。

何せ、そのために、人間は生成発展してきたのである。


だが、問い掛けるのである。


今までまるで縁もゆかりもなかった、どこか遠いところに存在していたいろいろな民族が、ふっと気が付いてみると、我々のすぐ隣に来ていた。

筒井


そこからの、問題意識を語る。

おおよそ、この辺りから、筒井氏の、論調が理解されてくる。


そして、自分の専門分野の話に、移行する。


この「地球的統合」の意識がそこに現れていると考えて間違いなかろうと思います。この「地球的統合」の事実は、もしわれわれがこれを楽観的立場から見るなら、様々に異なる国々や文化によって構成される普遍的調和の上に成立する美しい「地球的統合」のユートピアを夢見させるでもありましょうし、また反対に悲観的立場を取れば、あらゆる人間を普遍的対立と闘争の泥沼に引きずりこみ、終局的にはせっかくの統一を完全に打ち壊してしまうことになりかねない危機的状況であると解釈できるかもしれません。

筒井


哲学者の、思い付きである。

土台、世界が統一されて、ユートピアが現れることなど、ある訳がない。


全く、彼の言う、悲観的状況が、現れているではないか。


対立と、闘争である。

誰が、覇権を握るのかと、戦々恐々として、皆、立たずを飲んで、見守っている。


ただ今は、米中戦争の、真っただ中である。

どちらの陣営に付くか、それが、大問題である。


更に、日本の場合は、易々と取り込まれている様子である。

勿論、中国にである。

本来は、アメリカの植民地であるが、中国の姑息な手段に乗って、日本は、中国に、寄り添うような姿勢である。


そして、それが、アメリカの怒りに触れて、人民解放軍という、へんてこりん、な名の軍隊が、日本を侵略する。

その時、アメリカが守ると、思い込まされている、国民である。


屑と言えば、屑のような、国民である。

人は、お花畑思考と言うが・・・


私には、屑にしか、見えない。

勿論、生きるに意味などない、から、どうでもいいが、屑な国民は、いすれは、消滅する。


何故、屑になったのか・・・

米軍占領期に、培われた、政策のままに、今の今まで、過ごしているからである。


その、洗脳のままに、生きている。


現実は、筒井氏の言う、終局的にはせっかくの統一を完全に打ち壊してしまうことになりかねない危機的状況であると・・・、そのようになっている。


だが、筒井氏は、それは、誰にも分らないという。

私は、そんなことは、分かっている。


キリスト教とイスラム教が、統一するだろうか・・・

白人と有色人種が、統一するか・・・


現実的に、あり得ないお話しである。


だから、呆れる。

そんな問いを書いている、暇があるという、思索家・・・


だが、用意周到である。


次の書き込み。


人類史上かつてない世界的危機を生きつつあるのだという現代人間の尖鋭な意識が、ここから出てくるのであります。

筒井


「地球社会化」の過程を先ず「一様化」の方向に辿ってみましょう。ここで我々の考察している「地球社会化」が、本性上、世界中のあらゆる人間の生き方、考え方、価値観など一切の存在様式に普遍的な均一化をもたらす性質をもっていることは明らかでありましょう。・・・

社会であれ家庭内であれ、ただ日常生活を生きていくだけで、我々は、全世界が、今や、無差別に一様化されつつあるーーもっと正確にいえば、あまりにも極端に一様化されつつあるーーということを痛切に意識せざるを得ないような場面に出合うのです。

筒井


それは、機械化である。

機械文明と言われる、地球社会である。

つまり、機械によって、一様化されるということだ。


そんなことは、もう、50年前から始まっていた。


今は、AI、ロボットの話である。

AIと、いかに関係を作るのか、である。


世界中の多くの場所で野放図に推進されてきた工業化は、人間のフィジカルな存在形態を一様化してしまいました。・・・

同じ型の標準的な住居に住み、形も材料も基本的に同じ衣服を着、平等に汚染された空気を吸い、同等に汚染された肉や野菜を食べつつ、何億という人間が、至る所で均一化された灰色の味気ない生活を生きている。

筒井


あらららら・・・

そんなことを、書く間もないだろうに。

当たり前のことだ。


それを知って、生成発展してきたのである。

国民が等しく、生きる事と、憲法にも書かれている。

汚染されようが、どうしようが・・・

それを、望んで、生きて来たのである。