日々の言い分459

私が今、投資家として日本人に最高のアドバイスをするとしたら、「子どもや孫には中国語を習わせる」ということだ。子孫の未来に希望を託すなら、必ず中国語、それもいわゆる標準中国語を学ばせるべきだ。

ジム・ロジャーズ


あくまでも、投資家としてである。

更に、中国は、共産党一党独裁政権である。

今年、必ず、中国は、アメリカに潰される。


すると、分裂する。

ジム・ロジャーズは、その歴史を知る者なのか・・・


中国とは、いつも、政変を繰り返して、新しい王朝により、何もかにも、書き替えられる。


ジム・ロジャーズの根拠は、中国語は、15億人が使う言葉だということである。

アジアの時代が、来なくても、アジアでは、最高のスキルになると言う。


何かで成功したかったなら、滅びゆくものにしがみついてはいけない。これが真理だ。世界の言葉は、これから数百年もすれば30くらいになっているだろう。もしあなたが滅びゆく言葉、たとえば日本語しか話せなかったとしたら、ビジネスチャンスを得られないだけではなく、まともな職にさえ就けなくなる。

ジム・ロジャーズ


言語にも、寿命がある。

必要のない言葉は、滅びて行く。

しかし、日本語が、滅ぶことはない。


言葉は、精神であり、日本語は、日本の精神である。

多国語を話す人は、益々、多くなるが、日本語が滅びることはない。


その一つに、日本は、世界一の翻訳文化の国である。

日本語を覚えると、何処の国の書物でも読める。

また、ある国では、禁書とされる書籍も、日本語ならば、読める。


ジム・ロジャーズの、知識と教養が、偏狭であることが解る。


勿論、投資家としてとの、前置きがあればこそ、受け入れられる提案だが・・・


これから数百年後まで確実に残っている言語は、英語、中国語、スペイン語くらいだろう。英語は国際標準語の地位を保ち続けるだろうし、これから覇権国家になる中国の言語を覚える意味は大きい。スペイン語ができれば、同じくラテン語から分化したロマンス諸語としてのイタリア語やポルトガル語もわかるようになる。そうすれば、スペインやイタリア、ポルトガルはもちろん、スペイン語圏の中南米、ポルトガル語を国語とするブラジルでビジネスチャンスをつかめるかもしれない。

ジム・ロジャーズ


つかめるかもしれない・・・のである。

希望的観測である。


日本語については、いずれも話さなくなることも考えられるため、日本の子どもには必ず二言語を学ばせるべきだ。英語でもいいが、もともと日本語は中国由来の漢字文化圏に属するのだから、中国語を学ぶことを勧めたい。

ジム・ロジャーズ


二言語でも、三言語でも、いいが・・・

漢字文化圏というが、現在の中国の漢字は、ただ、記号と化している。


漢字文化が、身に付き、花開いたのは、日本である。


今の中国人は、昔の漢字は、読めない。また、日本語の漢字も読めない。


語学の才能のある者は、何か国語も、身に付けることが出来る。

言語習得も、才能の所以であるが、覚えないより、覚えた方が、いいに決まっている。


ちなみに、英語圏ではない貧しい国の子供たちは、独力で英語を覚える。つまり、食うためである。


バリ島のストリートチルドレンは、見事な、英語を話す。

聞いて覚えるのだ。

必要に迫られると、人は、覚える。


ミャンマー難民孤児施設の子どもたちも、流暢な英語を話す。

でなければ、生きて行かれないからだ。


多言語を覚えることは、出来る人がやると、いい。

あえて、無理することはない。


更に、自動翻訳機が、すでに登場している。

確実に、世界は、新しい流れになっている。


言葉は精神であると言った。

言葉により、精神構造が変わる。


精神は、心に大きな影響を与える。

情緒である。


日本語の音感と、大和言葉から成る、音は、日本人にのみ理解できる、つまり、言葉に出来ない世界、情緒を育む。


和歌、俳句を、多言語に約すことは、至難の業である。


投資家とあるだけ、説得力があるが・・・

世界と、生きるということは、そんなことだけではないのである。


面白いのは、

そこで、2005年から中国の都市をいくつか見たのだが、当時はどこも不潔で環境汚染がひどかった。水も、土壌も、空気も汚染されており、旅行なんらまだしも、家庭で生活したいとはとても思えなかったのだ。

ジム・ロジャーズ

と、言う。


そんな国が、覇権を握るだろうか。

更に、そんな国の言葉が、世界を支配するだろうか。


ちなみに、もし東京が、標準中国語が話される場所であったなら、私たち家族は喜んで移住していただろう。東京は今のところ、インフラ面や食文化のレベルから言ってもとても暮らしやすい場所だから。

ただ、今後ますます使う人が少なくなる日本語が使われている限り、私が家族を連れて日本で暮らす可能性はない。

ジム・ロジャーズ


この人の視点からは、見えないものがある。

ある種の、勘違いをしている様子だ。


勿論、私は否定しない。

ただ、別の見方をすると、全く異なる、姿が見えるということだ。


日本在住の外国人に会わなければ、解らない。


日本文明と、その文化に接した外国人の多くは、実に、謙虚で、寛容の精神を持つ。そして、親切である。

帰化した外国人は、見事に、日本の伝統に魅了されて、更に、身に付けている、または、身に付けようと努力している。


ジム・ロジャーズには、申し訳ないが、経済という枠以外で見ないと、日本の事は、解らない。