日々の言い分464

品質を売りにすれば、何もかもうまくいく。これが私の考えだ。

かつての日本人はそのとおりにした。戦争で破滅的な被害を受けた日本では、今とは比較にならないほど円安だったこともあり、あらゆるものが非常に安価に生産された。そうした中で高品質な製品を作ろうとした当時の日本人はとても賢かった。この伝統は今の日本人にも引き継がれている。

ジム・ロジューズ


その通りである。

品質を売りにすることは、必至である。


日本製は、安心、安全であること。

それが、日本に対する、諸国の信頼になっていた。


今も、そうである。

私は、10年以上に渡り、東南アジア、南太平洋の島国に出掛けて、この目で、それを見た。


日本製は、世界で一番だった。

そして、その信頼も、である。


ジム・ロジャーズは、アメリカでの、ホンダの進出を説明している。

見事なものだったと。


今は世界最高のイタリアン・レストランは東京にある。イタリア人もわざわざ日本に来て、自国では食べられない最高級のイタリア料理を食べるくらいだ。

最高級のものは何でも日本にある。日本のクオリティに対する情熱は間違いなく世界一だ。二番目の国が思いつかないほど群を抜いている。日本ほどクオリティに対して、「抑え難い欲望」を持っている国は他に思いつかない。この姿勢こそが、日本を偉大な国にしたと言える。

ジム・ロジャーズ


イタリアンレストランだけではない。

中華料理も、韓国料理も、フランス料理、その他の、諸国の料理も、日本が一番である。


何せ、安心、安全である。


中国に出掛けて、中華料理を食べると言うのは、論外である。

何せ、香港人が言う。


日本人旅行者が、何故、香港に来て、中華料理を食べるのか、と。

その材料は、中国本土から来ている。

実に、危ないものである、と。


食材からして、中国のものは、危ない。

勿論、韓国も、そうである。


わざわざ、そんな国に出掛けて、その国の料理を食べる必要はない。


私は、タイ料理が好きだが、それも、すでに日本にある。

世界各地の料理が、日本で食べられる。


他国の文化やビジネスを取り入れて、さらにレベルを上げることに長けていることも注目に値する。先程イタリア料理の例を出したが、自動車やテレビゲームなど、外国を出自とする技術を日本は驚くほどのレベルに高めてきた。

ジム・ロジャーズ


その通りである。

それは、江戸時代を見ても、分かる。


時計が来ると、即座に、時計を作る。

ああ、鉄砲が伝来した時も、即座に、作り上げた。


つまり、それだけの、技術を有していたのだ。

ただ、必要に迫られなかっただけ、である。


だから、一時期、西洋の真似をしたと言われるが、日本には、元々、その技術があったのである。


今も、そうである。

日本の技術は、他国にはない。


ところが、最近は、長年大切にしてきた品質を犠牲にしてまで生産性を高めようと主張する日本人が増えているという。・・・

テレビ産業がサムスンやハイアールに、スマートフォンがアップルやファーウェイに完敗したことで、日本は従来のやり方に疑問を抱いたからであろうか。そう考えるのも理解できなくはないが、私は品質を下げることには絶対に反対だ。

ジム・ロジャーズ


私も、その通りだと言う。


品質を下げてまで、生産性を上げる必要はない。

それでは、日本製ではなくなる。


以下の文も、参考になる。


品質を犠牲にし、低価格だけを武器にビジネスをした会社が永続したことは、歴史的に見て存在しない。そもそも消費者とは、高品質の製品を欲しがるものなのだ。家計が苦しいときに低価格の商品に走ることもあるが、あくまで一時しのぎに過ぎない。品質を犠牲にして低価格に走れば、最終的に他の商品との区別がつかなくなる。そうして価格競争に追いつけなくなった企業から順に消えて行くのが世の常だ。

ジム・ロジャーズ


これは、聞くに値する、言葉だ。


そして、ジム・ロジャーズは、日本製を、日本で作る必要はないと、言う。

つまり、日本製品を、日本人の監修の元で、海外で作らせるという、提案である。


そうすれば、ある程度、安価に提供できるとのこと。


私も、それに賛成する。


日本人は、今一度、かつて世界を熱狂させた高品質の価値を見直し、世界に打って出るべきだろう。

ジム・ロジャーズ


更に、その通り。

勇気を持って、堂々と、海外で日本製を作るべき。


もう、新しい時代が始まっている。

特に、今年は、やり始める人が勝つ年である。