日々の言い分465

1980年代の日本は違った。当時の日本人はできるかできないかにかかわらず、何かを頼むと元気よく「はい!」と言っていれたものだ。営業時間が多少過ぎても一生懸命に対応してくれる”ファーストクラス"の国だった。公務員である税関職員でさえ、午後五時を過ぎても私たちの通関処理につきっきりで対処してくれたときには、なんという素晴らしい国なのかと感嘆したことを覚えている。

ジム・ロジャーズ


これは、現在の日本の、マニュアル主義を批判している。

いつのころから、日本人は、マニュアルというものを作り、それに対して、従順に適応するようになった。


しかし、このマニュアル主義は、日本のサービスに、おかしなことを始めたのである。


かつての日本の良さが失われてしまったのは、複数の要因が考えられるが、ひとつは過度なマニュアル主義にあるのではないだろうか。

ジム・ロジャーズ


その通り、である。

マニュアルがなければ、何も出来なくなってしまった。


最初は、それによって、初心者の場合は、気が楽だったはずが、人間ではなく、ロボットのような恰好になってしまった。


自ら判断するという、チャンスを逃してしまった、感がある。


マニュアルは時として人から判断力を奪う。目の前の客や、自分自身にとって望ましいことでさえ、マニュアルに書かれていなければ、できなくなってしまうのだ。

ジム・ロジャーズ


だが、例えば、ホテルよりも、旅館などが、サービスの点では、上になる。

マニュアルより、客に対する対応が、臨機応変であるから。


本来、日本人にはホスピタリティの精神や機転が備わっているため、マニュアルがなくとも一流の高品質なサービスを提供することは可能だ。事実とし、世界的に有名な日本の旅館にはマニュアルがないとことが少なくない。

ジム・ロジャーズ


日本人は、良き日本人の持つ、本来の気質を忘れたともいえる。


外国人に言われて、はっと、気付く。


臨機応変という、日本人のサービス精神が薄れて、薄気味の悪い、マニュアルが闊歩している。


私も、それには、同感である。


世界的に、日本人のサービス精神が、賞賛されているということを、再度、確認する必要がある。


また、杓子定規な点も、ジム・ロジャーズは、挙げているが・・・


特にそれは、公務員から、銀行職員などに言えるだろう。

どうしようもない、低レベルの対応である。


一分でも遅れると、用が足せないという、不便さである。

私も、何度も、経験がある。


そこで、ジム・ロジャーズは、提案している。


このような硬直性は、日本にとって何ら良い影響をもたらさない。今はいくらか状況は改善されているようだが、安倍首相はインバウンドに力を入れるのであれば、外国人を許容するインフラを整えるべきだし、日本から海外に出た人々がスムーズに生活やビジネスができるように環境を整えることも不可欠だ。

ジム・ロジャーズ


柔軟さを求めている。


次の提案は、少し問題があるが・・・


もし私が日本の首相になり、国らのトップとしての責任を果たそうとするなら、何はともあれ主出の削減に取り組む。それも斧ではなくチェーンソーで大木を切り倒すような気持ちで無駄な出費を削るだろう。

ジム・ロジャーズ


それは、賛成であるが・・・


社会保障費や公務員の人件費など、あらゆるものが削減の対象になるが、最初に手を付けるのは防衛費の削減だ。

ジム・ロジャーズ


それには、ジム・ロジャーズなりの考え方があるが・・・

防衛費の削減は、反対である。


後に、中国の覇権と台頭を、ジム・ロジャーズは述べるが、それにも、賛成できない。


防衛費は、日本の生存権のための、安全保障に関わる、最大のものである。

更に、日本の隣国を見れば、防衛費を削ることなど、絶対に出来ないのである。


防衛費の増加は過ちの最たるものだ。

ジム・ロジャーズ


この人は、無国籍で生きる人である。

世界の何処でも、住むことが出来る、投資家である。


その国が、安全でなければ、安全に国に、即、避難するだろう。

そういう人が、国の安全保障や、国防の意識は、皆無である。


ただ、投資で金を得るだけを、考えていればいいのだ。


だから、それに関しては、全く、当たらない。


すでに問題を抱えている日本において、防衛費をはじめとする支出を削減することもなく、さらに増税を実施するのであれば、日本人は子どもを増やそうという気をますます失くしてしまうだろう。これが行く着く先は国の破滅だ。

ジム・ロジャーズ


増税は、もう、限界である。

それは、確かに、そのようである。

が、削るものと、そうではないものを、明確にする必要がある。


社会保障費は、管になって生きる人の、尊厳死を認める事。

公務員の人件費は、確実に、削る事だ。