日々の言い分549

コロナ後の世界:新しい形の飲食業

私がビジネスのアイデアを考える場合に、まず最初に考えるのは、「潜在ニーズ」です。「潜在」という言葉が付いているのは、何らかの問題がありながらも、それに対する明確な解決策が提示されていないことを示します。

飲食店業界を取り巻く潜在ニーズを列挙すると、

  • 個人経営の飲食業の経営が、新型コロナのために一気に厳しくなった
  • 個人経営の飲食業はITの恩恵を受けることが出来ていない
  • チェーン店ばかりになってしまうと、食のバラエティが減ってしまう
  • レストランで食べることには、(新型コロナに限らず)様々な感染リスクが伴う
  • ドライブスルーは便利だけど、提供できているのはファーストフードだけ
  • 電話でテイクアウトの注文をするのは不便(客と店の両方にとって)
  • テイクアウトの注文を取りに来ない客がいると、丸損になる
  • 既存のレストランは、テイクアウトビジネスに最適化されていない
  • 駐車場スペースが大量に必要(米国の場合)
  • (レストランで)注文してから食べ物が来るまでの時間が無駄(客と店の両方にとって)
  • 飲食業への投資は、チェーン店以外は投資家にとって魅力的ではない
  • 資金がないと飲食業が始められない
  • ブランド力がないと、テイクアウト・ビジネスをしても客が来ない
  • 注文を受ける部分だけIT化しても、キッチンのワークフローと相性が悪い

などがあります。

4月にスタートしたOwnPlateプロジェクトは、この中の「個人経営の飲食業はITの恩恵を受けることが出来ていない」という潜在ニーズに答えようとするものですが、実際に使ったレストランからは「注文が来ても気がつかないことがある」「サイトへの導線がないので、注文が来ない」「経営が厳しくてそれどころじゃない」などの貴重なフィードバックをいただいています。

そんなフィードバックも含めて、上に列挙した潜在ニーズのことを考えているうちに、一つのビジネスプランが徐々に浮かび上がって来ました。まだまだ考えるべきことは沢山ありますが、大まかなアイデアを書くと、

  • 小規模なキッチンだけのレストランを数件集めたレストラン・モールを作る
  • モールごとにオーナー(投資家)がいる、フランチャイズモデル
  • それぞれのレストランは独立したビジネス(Uberのドライバーのような存在)
  • OwnPlateを活用して、全てはオンラインで注文+支払い(現地での注文や支払いはなし)
  • モールに顧客用の駐車場はなく、「待つ場所」や「食べる場所」は提供しない
  • モールにはドライブスルー型のピックアップ・ウィンドウが一つだけあり、これを共有
  • モールの場所は、都心ではなく、住宅地に隣接した商業地区

というイメージです。

このビジネスのステーク・ホルダーは、

  • 本部(仮名:OwnPlate株式会社)
  • (モールの)投資家
  • オーナー・シェフ

の3者です。

本部は、

  • モールのデザイン(キッチンも含む)
  • オンライン・オーダー・システム
  • キッチン・オペレーション・システム
  • 課金
  • マーケティング

を提供し、投資家は、

  • モールの設置場所
  • モールの建設資金

を提供します。

結果として、オーナー・シェフは、

  • 食材の手配
  • スタッフの手配
  • 美味しい料理の提供

に専念が出来ます。

上記の書き込みを読んで・・・


いよいよ、時代が変わる。

それについて行けない人は、滅びる。

だが、滅びても、生きている。


だから、悲劇である。


しかし、江戸末期から、明治にかけても、生きていた人たちである。

個人の生き方は、そのままでもいい。


ただし、変化に適応しないのは、捨て置かれる。

ただ、そけだけ。


生きるに意味などないから、それでいいと、私は思う。

別エッセイ、生きるに意味などない、を参照のこと。