別に私は日本がこのまま衰退して消えてしまうとか思っているわけではないし、何度も何度も国難をくぐり抜けては不死鳥のように蘇った日本が亡国の道を辿ると決めつけているわけでもない。それを望んでいるわけでもない。
しかし、現状は限りなく暗い方向に転がり落ちているという点は強く認識している。
少子高齢化が解決できない、イノベーションが起こせない、国民の一体感が保てない。こんな状態が続くのであれば、日本は苦境から脱することは絶対にない。国民の多くは「もっとひどい貧困」に落ち、政治経済も混乱する。
国の混迷が止まらなくなると、それに乗じて諸外国からの侵略も本格化していくことになる。日本が侵略に抵抗できないと悟ったら、外部からの侵略も、内部からの侵略も、同時に行われていく。
日本はこの30年成長できなかった。もう復活するためのチャンスはわずかしか残っていないのかもしれない。ところが、そんな亡国の瀬戸際にあるのに、まだ現状に気づかない日本人が多いということに、私は驚きを隠せない。
私の脳裏に、かつて東南アジアで見てきた貧困が思い浮かぶ。あれは、日本の未来だったのだろうか。私は未来を旅していたのだろうか。
上記の書き込みから・・・
東南アジアの貧困。
それは、私が、12年間に渡り、見て来たものだ。
追悼慰霊と、支援活動である。
そして、今、日本の貧困児童、生徒の支援をしていると、益々と、見えてくるものがある。
一体、日本は、どうしてしまったのか・・・
本当に、失われた20年、そして、30年になるのか・・・
実際、日本人の意識は、明らかに、混濁している。
何処の国の人なのか・・・
あなたは、何処の民族なのか、と。
もう、日本という国の意識もない程、やられた様子である。
私は、今、辛うじて、万葉集の歌と、源氏物語に、救われていると思う。
私の、同一性である。
一見して、様々な分野で、新しい試みがなされているように見えるが、実際は、それは、一部のことである。
激しい侵略に晒されていることにも、気付かない。
それは、国内外からのものだ。
何から、何まで。
しかし、私は、もう、驚くことが無い。
それは、当然のことなのである。
民族の意識、稀薄な人たちは、無国籍のようなものである。
更に、今だけ、自分だけ、良ければ、いいのである。
さて、問題は、何か・・・
武漢コロナによって、すべてが、明らかになった。
政治経済、そして、国民性まで。
日本人とは、こんなに、弱いものだったのかと。
敗戦から、左翼思想、サヨクの人たちに、支配されて、最早、サヨク、保守も、何も、どうすることも出来ない、状態にある。
どうでも、いいことになっている。
実は、右翼も、左翼も、保守も、革新も、何でも、どうでもいいのである。
そして、経済が低迷すれば、それで、おしまい。
そう、東南アジアの貧困の状態が、日本にも、訪れるということは、絶望である。
豊かな日本・・・
そんなものは、無かった。
ただ、一部の人たちが、築いたものだった。
本当は、大半の国民が、貧しかったと、真実が解る。
この、武漢コロナによって、それが、明らかになったという事は、不幸だが、それで、善し。
少子高齢化・・・
そんなもの、どうでも、いいことだ。
人口が少なくなる。
それも、良いことだ。
怖れることはない。
ただ、怖れることは、怒れる人たちの心を、どうして、治めるかだ。
貧困は、心も、貧困に陥らせる。
心が、貧困とは、それは、それは、恐ろしい。
東南アジアを旅して、同じ日本人に出会ったが・・・
全く、哀れだった。
それは、日本も同じように、貧困になることは、無いと、信じていた人たち。
貧困が、どんなものかを、知らない人たちである。
いよいよ、日本は、その本当の姿を見て、気付くことになる。
政治家、官僚の変節に気づかず、自分さえよければ、問題なかった。
ところが・・・
大問題だったのだ。
一体、どうすれば、良いのか・・・
全く、検討がつかない。
勿論、私は知る。
何せ、私は日本を愛している。
日本というものを、知っているからだ。
日本を愛せない人たちが、死ぬことで、解決される。
更に、外国人を、今、少しの間、日本に入れないこと。
そして、在日に特に注意することである。
決して、彼らに、迎合してはならない。