玉砕201

ここから、再度、アメリカ占領軍、GHQによる、日本統治支配の、占領政策について、書く。 以前に書いたものの見方とは、違う形で、紹介したい。 だが、その前に、言うことがある。 日本は、唯一の被爆国である。 この、原子爆弾というもの・・・ どれほど、人類史を画す事件であったのかは、1999年の暮れに、アメリカのAP通信社が、20世紀の世界20大ニュースのトップに、広島、長崎の原…

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玉砕200

引き続き、アジア・太平洋戦争、吉田裕著から・・・ 第三には、アメリカを中心にした連合国との政治的和解を促す冷戦の論理が、忘却を強いる力として作用したことである。戦争責任、戦後処理の問題はひとまずの結着をつけた日本社会は、経済復興から高度成長の時代へと突き進んでゆくが、そうした社会状況は、戦争の時代を、遠く過ぎ去った過去、振り返るに値しない過去とみなす風潮を生んだ。 吉田 それは、ア…

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玉砕199

さて、ここで、アカデミズムが取り上げて、戦争を分析、研究した、書籍から、どのような態度、史観にて、それが記されるのかということを、見る。 例えば、おおまかに、アジア・太平洋戦争、として、書かれた、岩波新書、吉田裕著の、最終章を検証する。 まず何よりも、本書でみてきたような前線と銃後の悲惨で凄惨な現実が、戦後の日本社会の中に、軍隊や戦争に対する強い忌避感や国家が掲げる大義への根深い不信…

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