生きるに意味などない116

そこで、あれは過去の出来事だった、何年の事件だったというふうにいった時には、人は、時間の外にでているのです。あるいは時間というレールの上を前にいったり後ろへいったりするのです。昔の出来事を昔の出来事だと意識する時、人は、過去という過ぎ去った舞台へ足を運んでいるのです。これは、人は時間の外にでているということでしょう。 体は過去へ行けませんが、人間の理性はあたかも神のように時間の外にでることがで…

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生きるに意味などない115

象徴としての、経済である。 この経済の、無限の成長は、本当に人間が求めていたものか・・・ 漱石が述べたように、それはわれわれの神経を実は逆なでしているのではないでしょうか。 「神」を設定すれば、時間は始まりと終わりがありました。そこで「歴史」ができたのです。「神」は歴史の主宰者でした。だが「神」が姿を消すと、ただ始まりも終わりもない、しまりのない一本の直線のような時間だけが残ってしまっ…

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生きるに意味などない114

ユートピアも、共産主義も、大嘘だった。 何一つとして、人間は、変わらないのである。 ただ、進歩発展した文明の中で、更に、それを追い続けて、今、力尽きようとしている。 人間の頭の中で、捏ね繰り回して考えたこと・・・ すべてが、幻想、妄想だった。 その時代性に合った、哲学、思想、宗教などはあるが・・・ それも、時を経ると、色褪せる。 更には、否定される。 そして、意味…

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