玉砕249

日系移民の排斥は一方で、日本人への偏見と蔑視を醸成した。ウォーレス・アーウィンという作家が書いた「日本少年の手紙」という本がある。アメリカに留学している日本人の少年がばかにされるという話だが、そのなかで「出っ歯で丸メガネ」という日本人のイメージがつくられ、これがアメリカ人の間に定着した。・・・マックス 「日本少年の手紙」の著者であるウオーレス・アーウィンは、次のようなことを書いている。アメリカ…

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玉砕248

アメリカが日本に危機感を持ったのは、日露戦争によってである。当時、アメリカ人だけではなく、キリスト教国の白人は「有色人種は劣っている。自分たちが世界を支配するのは当たり前だ」と考えていた。ところが、有色人種で非キリスト教国の日本が、白人でキリスト教徒の大国ロシアに勝利した。アメリカ人を含む白人の目に、日本人が有害な存在と映り始めたのは不思議ではない。マックス 何度も言うが、日本人は、人種差別に…

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玉砕247

筆者は、3.11を契機として露呈してしまった戦後日本国家と社会の本質を「永続敗戦レジューム」と名付けた。ここで言う「本質」とは、戦後日本は「民主主義と平和」を表看板としてきたものの、その実態は、敗戦の責任を曖昧化することによって戦前・戦中の支配者層・権力構造が根本において温存された国家・社会であったという事実を指す。かつて講座派マルクス主義者たちがこの根本構造を「封建遺制」と呼んでいたことは「懐…

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