玉砕250

1914年に始まった第一次世界大戦に、日英同盟の関係から日本は連合国の一因として参戦した。このことをアメリカの高校では教えられていない。少なくとも、私は習わなかった。高校ではペリー、第一次世界大戦、第二次世界大戦ぐらいを少し教えるだけで、第一次世界大戦時に日本が連合国に入っていたことは、歴史に興味がなければ、特別な勉強をしないとわからないのである。マックス キリスト教白人の、典型である、アメリ…

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玉砕249

日系移民の排斥は一方で、日本人への偏見と蔑視を醸成した。ウォーレス・アーウィンという作家が書いた「日本少年の手紙」という本がある。アメリカに留学している日本人の少年がばかにされるという話だが、そのなかで「出っ歯で丸メガネ」という日本人のイメージがつくられ、これがアメリカ人の間に定着した。・・・マックス 「日本少年の手紙」の著者であるウオーレス・アーウィンは、次のようなことを書いている。アメリカ…

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玉砕248

アメリカが日本に危機感を持ったのは、日露戦争によってである。当時、アメリカ人だけではなく、キリスト教国の白人は「有色人種は劣っている。自分たちが世界を支配するのは当たり前だ」と考えていた。ところが、有色人種で非キリスト教国の日本が、白人でキリスト教徒の大国ロシアに勝利した。アメリカ人を含む白人の目に、日本人が有害な存在と映り始めたのは不思議ではない。マックス 何度も言うが、日本人は、人種差別に…

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