4年ぶりのほほ笑み タイ旅日記 15

(ウォーキング・ストリートの裏手で遅い朝食)  タイ女性の愛は逆まく炎である。自らの身を焼き滅ぼし、相手をも類焼させる。とくに若い時分は。  南パタヤのウォーキング・ストリートの裏手に、ヘンリー・アパートメントという小さなゲストハウスがある。経営者はスウェーデン人で、旅人をもてなす心にくい演出が各所に施されている。  家族的な雰囲気は、タイ人スタッフにとっても働きやすい。この界隈に来た…

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4年ぶりのほほ笑み 14 タイ旅日記 文責; コータ

 かつて旅行者のあいだで“カルカッタのサダルストリートを見る前と、見た後では人生が変わる”といわれた時代があったらしい。南パタヤのウォーキング・ストリートも、同じ類の路地であろう。  午後1時、昼下がりのウォーキング・ストリート。わたしはココナツ・アイスを舌でころがしつつ、通りを眺めている。雄大なパタヤ湾が後ろに控える。かつて小さな漁村に過ぎなかったパタヤの面影がかい間見える瞬間だ。  ムスリ…

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4年ぶりのほほ笑み 13 タイ旅日記

(トップオブトップ、カンクゥン嬢。太ももの★マークの入れ墨がチャーミング)  ティファニーショーのスターは美麗か? NO,という人はおそらくいまい。舞台は、一日3回行われ、各回は全く同じ構成である。体力と、集中力が極限まで要求される、ハイレベルな舞台だ。  スターには、美貌と、サービス精神と、もって生まれたカリスマ性、それから何より第一に、正確無比のダンス技術が要求される。毎日3回の舞台によ…

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