玉砕284

川添恵子氏の、レポートから紹介する。 国民総幸福量を国是として、ゆるやかな変化と発展を続ける、ブータンという親日国がある。 お金やモノという尺度ではなく、独自の幸せを追求するという、チベット仏教に根差した国王のスローガン通り、自由で平和、安全な国である。 植民地化された経験はないが、鎖国状態を続けて来た、内陸国ブータンの国境は、人口莫大なインドと中国に接している。 地政学上、実に微妙な位…

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玉砕283

北海道で、中国の標的となっているのは、ニセコだけではない。 新千歳空港から、車で15分ほどのところ、千歳市文京に、2010年七月下旬に完成した、17棟の中国人富裕層向けの、別荘がある。 一区画は、380平方メートル。物件は、土地を含めて、一棟、2800万円から、3500万円で、中国人17人に売却された。 その開発に当たったのは、ニトリの子会社、ニトリパブリックである。そして、その社長が選挙…

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玉砕282

2010年、北海道の私有林、七カ所、計406ヘクタールが、中国を含む外国資本、外国人に買われていたことが、北海道の調査で明らかになった。 406ヘクタールといえば、東京ドーム86個分ほどの広さだ。 場所は、倶知安、ニセコ町、砂川市等。七名の買い主で、中国、香港系企業が、四法人、タックス・ヘイブンに拠点を置く、ペーパーカンパニーの名前もある。 だが、この数字は、2009年の一年間に手放された…

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