神仏は妄想である568

さて、隋の仏教復興時代前後、強い信念で結んだ、僧俗同志を率いて、末法社会とは・・・末法時代を生きる人間とは・・・そしてこの現代社会を生きるすべての人を救う仏法とは・・・と、その問題に一つの解釈を与えて、仏教学界を批判し、毅然として、新仏教運動、三階経という、新興宗教を立ち上げたのが、信行である。 それが、同時代の近い地方に修道していた、再出家の後輩、道綽の心を揺さぶる。つまり、正法、像法、末法…

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神仏は妄想である567

北周の侵入、敗戦、亡国、勝者による廃仏実施が、寺も仏像も破壊され、多くの僧は、還俗させられた。また、山林に遁れた、僧たちもいる。 と、中国の歴史は、これの繰り返しである。 統一、中国などは存在しない。まして、中華民族などとは、この世に存在しないのである。 さて、末法思想の話に戻すると、隋の前から、末法思想は、中国仏教界に広がっていた。 国を攻め滅ぼして仏教を破壊した戦勝皇帝武帝の廃仏下に…

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神仏は妄想である566

さて、インド仏教にも、仏教滅亡の時を、将来に想像して、仏教徒に警告を与え、自粛を要請する、歴史観、終末観があったというが、それは、大乗によるものである。 全くの、妄想である。しかし、中国では、それが、北周武帝の廃仏毀釈を契機として、末法思想が語られることになる。 そして、勿論、それは日本にも伝えられた。 シャカ仏陀の滅後、500年は、仏教が正しく理解され、実践される。それを、正法時代という…

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