日々の言い分582

こういう中国の非現実的な夢を、いかに現実路線に戻すかである。それは、中国の未来がいかに暗いものかを認識させることだ。今の中国は、「世界一の人口」で舞い上がっている。これが、「世界一の高齢人口国」になる。中国の輝きは、そこで終わりなのだ。医学誌『ランセット』に掲載された米ワシントン大学の新たな研究論文が注目を集めている。従来の人口統計が、世界中の医療や女性教育の継続的かつ将来的な向上を加味していな…

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国を愛して何が悪い267

現代でも怨霊や祟りという観念は息づいており、時にオカルトブームや都市伝説などのかたちではやりすたりを繰り返しているが、中世の怨霊と現代のそれとのあいだには決定的な違いがある。それは、怨霊の祟りの対象となるのが恨みをもたれた個人やその一族だけではなく、社会全体に不慮の事態をもたらした点である。早島大祐 現代言われる、御霊とは、個人的な恨みを晴らすという、考え方が多数である。だが、室町期以前は、違…

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国を愛して何が悪い266

京都に進駐した、足利尊氏の軍勢の有様から、再度、見ることにする。 それは、戦後の混乱を立て直すという、作業から、始まる。 足利尊氏は、後醍醐天皇を追放した直後の、建武三年、1336年に、後の基本的法令となる、建武式目、を作成した。 その内容については、早島大祐氏の、室町幕府論、から紹介する。 内容は、おおよそ、三つに分けられる。 の倹約令から顕著に読み取れる、道徳的項目である。倹約、飲…

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