神仏は妄想である531

見張り番にとって、夜はあまりに長く疲れた旅人にとって、行く道はあまりに遠い真理の道を外れた愚者にとって幾代にも、生まれて生まれて彷徨う道はあまりに果てしない 旅をするなら決して愚者を道づれとしてはならない賢者に出あうことなくともに歩む友なければただ一人で旅をつづけなさい 「おおわが子よ、おおわが宝よ」愚者はそう言って苦悩を抱く しかし子たちを、財産を、どのようにして吾がものにできようか自分…

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神仏は妄想である530

目覚めていることは、いのちの道を歩むこと愚か者は死んだように眠るしかし「己を統べる者」(マスター)は目覚めて永遠のいのちを生きる 怠りなく己を見張り曇りなき意識をもつ 目覚めていることがいのちの道だと知ることそれは何という幸せ覚者の道を歩むことそれは何という幸せ マスターはどんな困難なときもたゆまず瞑想に励み自由と喜びを求める さあ、目を覚まし、心の内側に向かい、己を見張りなさい注意を怠…

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神仏は妄想である529

ひ弱な樹は、いともたやすく風に倒される肉体の感覚の中に喜びを求め、食と惰眠を貪るならあなたもまた根元から倒されよう しかし風は、山を倒せない目覚めし者、強くてつつましき者自らを制し真理の法則に従う者そのひとに誘惑の手は触れることさえできない もし、汚れた思いを持っているならもし、愚かにも偽りに満ちて過ごすならどうして黄色の僧衣を纏えようか もし、自らを制し聡明で曇りなき心をもち、誠実である…

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