性について297

ギルバード・ハート氏の、案内で、古代ギリシャから、見て行く。 年長者と年少者間の、男性同士のホモエロテック関係、数少ないが、女性同士による同様の関係は、少なくとも、紀元前800年から、ギリシャ及び、ヘレニズム世界に存在していた。 クレタ島の、古代ドーリア人は、対象となる少年を、年長の若者が「捕獲する」という一種の象徴的行為によって、少年愛の習慣が始まると、考えていた。 すなわち、二人が「駆…

続きを読む

性について296

それでは、ここから、ギルバート・ハートの、同性愛のカルチャー研究、から、非西欧文化における、セイム・ジェンダー関係を、見る。 非西欧社会は多様性に富み、そこには様々な性のヴァリエーションが存在するが、セイム・ジェンダー関の制度化された性関係は一般的なものではない。時代や地域を問わず、同性に欲望を抱く個人は存在するが、文化的に制度化されたホモエロティック関係は普遍的なものではないのである。ギルバ…

続きを読む

性について295

ホモセクシャリティが普遍的であると主張することはきわめて難しく、そのような立場を私は支持しない。いかなる時代や場所についてであれ、ある一つの特質や一般的特徴を、心身の生得的要因や自然的要因を用いて説明付けようとという理論に、人類学者は通常反対する立場をとる。人類の順応を助ける重要な特質としての文化があるからこそ、新たな行動を学習する能力が生まれ、より広範囲な生態系への適応に成功できるのである。生…

続きを読む